捨てライン問題について思う事


 フィールドに残る、所謂捨てラインについて思う事があるので少し書いてみようと思う。

 最近は色々なアングラーがフィールドに捨てラインを残さないように極力ラインを太くしよう、と言っているが、これは果たして正しい事なのだろうか。

僕が実際にフィールドで拾うラインは太い


 何故、そのような疑問を感じるかと言うと、実際に僕がフィールドで拾うラインは圧倒的に太いからだ。エレキのペラに巻き付いてモーターが焼けて壊れるのもたいがい太いラインだし、恐らくはエンジン式刈り払い機に巻き付いて壊してしまうのは太いラインではないかと思う。

太いラインで根掛の回収率は上がるのか?


 実は実際にお客さんを乗せてボートでガイドしている時も、太いラインはしばしば切れずに、あるいは苦戦の後に思わぬところで破断してしまうケースも多い。

 これにはフックやスプリットリングの強さも関わっていて例えば20lbs(ナイロン5号/9.1kg)のラインを使った場合、9.1kgの加重以内にフックが伸びるか、スプリットリングが伸びるか、ストラクチャーが破壊出来なければルアーは回収出来ないのである。

 ちなみにクリンチノットの場合、結節強度はおよそ85%なので、直結で17lb(約7.7kg)は耐えてしまう。ジョイクロ178の純正フックがST36BCの、フロントが1番、リアが2番であるが、ST36BCの強度がネットで探せなかった。スプリットリングもちょっと良く分からないのだが、少なくともジョインテッドクローを根掛かりさせた場合、ラインが切れる前にST36BCが伸びるか、折れるか、スプリットリングが伸びるか、あるいはストラクチャー自体を破壊できないとその根掛かりは現実的に外せないのだ。

 この場合逆にもっと弱いラインで、アイの部分(ノット)でラインを切ってしまう方が、大量のラインを水中に残さないだけ幾らかマシ。

オカッパリとボートでも話が変わる



 船体の重さにもよるだろうが、ボートの場合はエレキやエンジンの推力にもよる。もし30lbのエレキを推進力として使っている場合、17lbのラインですら破断させるのは難しくなってしまうと思う。

メーカーの人にお願い


 フックは水中に残してもいずれ錆びて土に帰る。だけどラインはそうはいかない。だから問題にもなる。だけど、ラインを太くしたからと言って、上記のようにラインの強度よりフックなりスプリットリングが弱くなければ、その根掛かりは外せないのだ。

フックの強度を公表して欲しい


 フックの強度を公表して欲しい。

 漠然と〇〇の強烈な引きに耐える、ではなく、そのフックは何kgの加重で確実に曲げる事が出来るのか。もちろん刺さり方にもよるけど、せめてフックポイントに荷重が掛かった時の強度データがあれば、ラインの強度よりフックの強度を下げる、と言う選択肢が出来て、現実的にラインを太くするよりフックを曲げる、あるいは逆にラインを水中に残さないようにアイの部分でラインを切る、と言う選択肢もあるのだ。

 メーカーの方、見てたらよろしくお願いします。僕は少なくとも強いだけのフックは求めていない。弱いフックも欲しいのだ。

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